2月 21

Final income tax return

final income tax return

―“あれから一年”
 
毎年、高校時代からの親友の確定申告書を作成している。
現在はWebクリエイターであるが、かつて会計事務所に勤務していたことがある。その経験が、親友に役立ち、喜んでもらえれば、自分としても微力ながらとても嬉しい。
 
毎年恒例なので、「もうこの季節か…。」と、月日の経つ速度を噛み締めながら、迎えに来てくれた親友の車に乗り込んだ。
比較的近くに住んでいながら、共に忙しいからなのか、中々会うことができずにいる。高校を卒業した後でもよく遊んだ仲だけに、この時期が楽しみでもあり、別れ際が寂しくもある。
でもとにかく、久しぶりに会って元気そうだったので、何よりだった。
 
申告書を作成するには、親友の“懐事情”を全て見なければならない。見られる側にとって、決して気分のいいことではない。それを包み隠さず公開してくれるのだから、信頼されていることを実感させられる。
お互い信頼し合っていることが、今まで友情関係が続いている理由の一つなんだろう。
“友情は一生の宝”と言われるが、彼と知り合えたことが自分にとってかけがえのない誇りだ。
 
今回は自分も確定申告の対象者であるため、税務署に行こうと思う。
仕事の都合上、“e-tax”を利用したいが、導入の際は“住民基本台帳カード”や“ICカードリーダライタ”が必要である。
“住民基本台帳カード”は市役所で発行してもらえるので、「どちらにせよ、休暇をとらなきゃだめじゃん!!」
…ってな訳で、税務署に並びに行こうと思う。
 
世間では、鳩山由紀夫首相や民主党の小沢一郎幹事長をめぐる税金逃れ疑惑が国会で追及される中での確定申告だけに、税務署に足を運んだ納税者からは「税金を払うのがばかばかしい」「怒りをどこにぶつければいいのか」といった声が続出。首相が「国を更に良くする為に税金の支払いを」と呼びかけていることに専門家からは「全く説得力がなく、笑うしかない」という声まで出ている。
 
自分は、“納税”することは“義務”だからという理由はもちろん、“日本”という国を維持する為、現状から更なる改善を図る為に必要なことで、“ばかばかしい”とは思わない。
しかし、首相の呼びかけに“説得力がない”という意見には同感である。
 
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